南国リゾート旅行記 〜3(BINTAN ISLAND 魅惑編)
旅行記、最終回の本エントリーは大変申し訳ないのですが
エントリー史上初の
R指定とさせていただきます(爆)
※長いです
今回の旅行ですが、かなり急な話でした。もともと、奥さんが長い夏休みを取って友達とヨーロッパ方面へ旅行を予定していたのですが、友達側の都合でキャンセルになってしまったんですよね。旅行を楽しみにしていた奥さんが可哀想で、私の方で会社に休みをもらい、急遽南の島を目指し行き先候補を探すことになりました。
予算と期間と予約の埋まり具合から(9月は旅行シーズンらしく埋まっているものが多かった)、旅行会社の人が偶然見つけ出してくれたのが今回のBINTAN ISLAND。今思えば、本当にナイスな提案でした。
SINGAPOREからフェリーで45分ほど南東に下った場所にあるBINTAN ISLANDは面積だけで言えばSINGAPOREよりも広い島です。
右下の島がBINTAN ISLAND
Google_Mapsではここ
島の南部を拡大
中央の白い砂浜が私たちが今回行ったところ
Google_Mapsではここ
島の南側だけがリゾートとして開発されたようで、島内の公共交通手段はありません。ホテルだけでずっと過ごすような感じになります。でも、おかげでノンビリできました(笑)。
選んだホテルはこちら。このリゾートの最高級というわけではないようですが、その次くらいにはなるのでしょうか。ホテルのサイトにも写真はありますがこれらは決して誇張ではないです。
ビーチはホテルのプライベート
初心者ということでシュノーケリングを
させてもらったのですが、海の中に
泳いでいる熱帯魚に感嘆!
中庭の夕景
二人とも、初めて天の川を見ました…。
言葉が出ませんでした。
おっと、今日書こうと思っていたネタに行き着く前にこんな量になってしまいましたね。
すいません、続きは明日にさせてください。
末尾になりますが、今回のバリ島の連続爆破テロに対し心からの哀悼と強い憤りを表します。
今回の旅行ですが、4泊5日とはいえ実際に現地で自由に使えた時間というのはあまり多くなかったんです。
こう見ると、真ん中の3日しか楽しめてないことになります。2日目の観光も、例のお約束の店巡りが(笑)。健康食品だったり、趣味の悪い宝石屋だったり免税店だったり…。買い物に興味のない私には正直苦痛でした(笑)。奥さんは、免税店ではスイッチが入っていましたが、SINGAPOREは輸入ばかりなのであまり割安感がなかったようですね。
#帰りの機内の方が圧倒的に安いと言っていました
もっとも、SINGAPOREは治安がいいため、陽が落ちていても歩くのはさほど苦になりません。4日目の夕刻以降、地下鉄を用いてざっと回ったところは…
なぜか奥さんがどうしても行きたがった
Little India(インド人居留区)
もう暗くなっていたので私が
撤収を懇願(苦笑)
二人ともどうしても見たかった
1887年創業の高級ホテルRuffles Hotel
インド人のドアマンが衛兵の格好をしていて
それはそれは雰囲気がありました
美味しくてあっという間に平らげた屋台料理
お店には衛生度合いによって
A〜Eまでのランクが貼ってありました
私たちの記憶では、エビがおいしかったですね!巨大なエビに衣をつけて丸ごと揚げたものを初日の夜中に近所の屋台で食べたのですが、これはホントに美味かったなぁ(笑)。
旅行記は明日で最後。「Solid Inspirationの危機」をお楽しみに…。
先日、「映画チラシ集めました」のみやりん様がエントリーにて
Solid Inspirationさん。押井守的電脳世界がなんといっても似合います。
とイメージする映画として「アバロン」をご紹介いただきました。
#ありがとうございました。光栄です(笑)
実は、「攻殻機動隊」や「機動警察パトレイバー〜劇場版」といった作品を、高校時代からの親友に何度か見せてもらい、魅かれていたんです。
ああいった"人間"と"電脳"の近未来的な融合にはなんともいえない高揚感を覚えるんですよね。映画「マトリックス」の監督が影響を受けたのも分かる気がします。
押井監督の作品によく登場する、一見無国籍に見える近未来都市には、高度な電脳システムとアジアンテイストの風景が光と陰のように交錯しているシーンが多いんです。昔、そういった映像に刺激されて曲を書いたことも…。
TOKIONG
from the album "Zetz" by Solid Inspiration(1997)
※このアートワークは前述の親友がわざわざ作ってくれたものなんです!
TOKYOこそがこういった近未来都市になるものと信じて疑わなかった私でしたが、今回の旅行でSINGAPOREに少なからぬショックを受けました。
一番その世界に近づくのはSINGAPOREだ
なんとなくではありますが、そう直感せずにはいられませんでした。
中国系、マレー系、インド系といった多民族(約424万人)を琵琶湖ほどの面積の島に抱えるSINGAPORE。それでいながら公用語として英語が定着し、製造業・商業・金融を中心とした経済国家。
参考:Wikipedia
何よりも私の琴線に触れたのは「罰金大国」に象徴される管理国家。
有名な罰金制度(シンガポール観光局を参照のこと)を逆手に取った
観光客向けTシャツ
男性には18歳から2年間の徴兵があり、徴兵終了後も呼び出されたら指定された軍のキャンプに出向かなければなりません。間に合わなければ罰金や懲役の対象だとか。
生活に関する部分はもっとシビア。年収である意味「ランク付け」されるようなもので、購入できるマンション(持ち家は超高価)も年収によって広さや間取りの制限があるそうです。今は少子化対策で奨励金(年間あたり第1子:10万S$、第2子:20万S$、第3子:30万S$ が6歳まで)まで出るそうですが、一人っ子政策をとっていたときは、低収入の世帯には出産を奨励しなかったという話も。
その管理国家ぶりは国内・国外に対する危機管理能力にも活かされているようで、何かがあったときの初動体制には定評があります。人口増による水不足が懸念されると、即、街路にまで植樹を行い年間降水量を増やした実績を持つくらいですから…。
ガイドの話を聞いていると思うんですよね。遠からずこの国は、国民にマイクロチップを埋め込むだろうなと(笑)。個人識別を手始めに、通信機能を追加し、完全に国内でのトレースができるように…。ひょっとすると、国土が狭いだけに、インターネットの仮想世界上に、普通に「植民」を行なう最初の国家になるかもしれません。最後はそういったノウハウすらも"輸出産業"にしてしまうかな?
ま、こんなことを考えながら歩いている観光客は
私一人ですよね(苦笑)
私には結構快適な国でした。ひょっとしたらもう既に埋め込まれてきて…(汗)
※普通の街歩き編は明日
「インターネット」
軍事技術に端を発したこの情報網は、今や地球全体を覆い、文字通り情報の"海"となった。多くのものは和やかに「ネットサーフィン(既に死語)」に興じ、またあるものは金脈を見つけて財を成したりもしている。
かくいう私も、神秘に満ちた深さまで潜れるほどではないが、普通の人よりは、この仮想世界の神秘を享受している身だと自負している。
さて…
そんな人間をたとえばこんな景色に放り込むとどういうことが起こるか。
…
……
………
…あり得ない。
誰かこれは夢だと言ってよ
ジーザス!!
こんな姿を自分の知り合いになど微塵も見られるわけにはいかない…
賭けてもいい
私を知るものたちが
笑い過ぎによる窒息死を起こしかねない!!
何しろ高校生の頃、遠足で近隣の○ザー牧場に行くのに
上から下まで
スーツで出かけた伝説を
持つ男である(実話)
私にとって「自然」は相容れない、いわば仇敵のようなものなのだ。ましてや、こんなに爽やかで美しすぎる海など
画面でしか
見たことないよ…
ママン…(号泣)
慣れない風景に体が萎縮。海のそばで育ったはずの私ですら、信じられないほどの別天地。
考えてもみてほしい。
仮想世界の海では時間を忘れて没頭していても、ネットを切断すればすぐに現実の世界に戻って来れるが
この海に潜ったままでいると
もれなく"あちらの世界"へ
片道クルージング
ディスプレイの電磁波しか浴びていないこの柔肌は
この砂浜では
もうすでにミディアムレア
でも…、でもね…。
実は…
すっごく
楽しかったんですよ
(照)
人生でこんなに心を空っぽにできたことはなかったなぁと実感したほど。
南国の持つ、光るほどの透明度と眩いばかりの明るさにいったん包まれてみると、いかに普段自分が様々なストレスを抱えていたかに気づかされます。本当に正反対の世界で、いまだに夢見心地。
#気持ち悪いという指摘は却下(笑)
そうそう、なぜ、なかなか行ってきた場所を書かないのか。それはですね。
奥さんにこのブログが知られないようにいろいろ慎重なんです(笑)。
行ってきたところはココ。
SINGAPORE & BINTAN Island(INDONESIA)
(英語で記載しているあたり 察してください(笑))
まだまだ続きます…。
暑い日には勢いで言えてしまうカミングアウトがあります。
…
……
…すいません…
Google Earthを息抜き代わりに眺めていたらふと、地球儀や地図を楽しんでいた昔を思い出してしまったんですよね。そこでふと、エロマンガ島を検索してみたんですよ。
そうしたらなんと、驚愕のサイトが!!!!!
世界の「珍名」所大集合
なんとこの方、地図帳に載っている世界中の"珍名"を実際に旅しておられるという猛者。そこに挙げられている珍名所の名前の数々とその隣に燦然と輝く「制覇」というロゴ。
さすがに珍名所だけあって、そこに踊る文字は地名でなければ間違いなく伏せ字の嵐。よくぞそこまで地図と向き合ったと、しかもこの言葉に胸を躍らせたと。
しかし、
あぁ、地図帳に乾杯…
昨日の続きです。
Google Earthの動画キャプチャをダウンロードできるようにしました。残念ながらこの動画はQuickTime7以上の方でしか再生できないため(H.264形式)、現状、Macの方に限られてしまいます。
#Windowsでご覧になれる方もいらっしゃるかとは思いますが…
honey_moon2004.zip
(31.4MB 8分21秒 QuickTime形式をzip形式にて圧縮)
画面起動時から
渋谷駅〜成田空港〜ニース
〜モナコ(王宮)〜モナコ(カジノ)
〜エクス・アン・プロヴァンス〜アルル
〜アビニョン法王庁〜パリ(エッフェル塔・凱旋門・ルーヴル美術館)
という流れです。特に渋谷駅やモナコ、パリは詳細な衛星画像があるため、かなり拡大できます。
動画の移動速度を遅めに設定したため時間が長いんです。ゆっくりにしないと酔ってしまうんですよ…。
あとは字幕をつけたり、音楽つけたり、写真を織り交ぜたりと夢が膨らみます。
2005/07/10午後 追記
コメントを寄せていただいたnagoyan様より、Google Earthの可能性を感じさせるご自身のブログをお教えいただいたのでこちらからもトラックバックさせていただきました。
ツール・ド・フランスをGoogle Earthで追うというものですが、私のような素人でもレースのイメージが一発で理解できます。ぜひ、ご覧ください。
earthhopper
先日、Googleより発表されてβ版とはいえその内容の面白さに話題となったGoogle Earth。これは、世界各地の衛星写真を地球儀のように自由に見て回れるというものです。
…で、思ったんですが、その割にはその面白さが伝わってくる記事がないんですよ。よくて画面のキャプチャ程度。Windowsユーザの人たち、それだけですか?あぁそうですか…(苦笑)。
今回ばかりはGoogleに言いたいですね。"早くMac版を作れ"と。これを使って作ってみたいと思わせる動画なんて数えきれないです。
どれだけ、空想力を刺激されるかを知らしめたいので、今回、会社のWindowsマシンを使ってその動画をキャプチャしました。
とりあえず、まず最初に浮かんだのが昨年の新婚旅行の道筋をこれで辿ること。キャプチャした動画をiMovie(Apple純正の動画編集ソフト)を用いて、たとえば現地の写真を織り交ぜて編集するだけでも、すごく見応えのある作品になると思いませんか?
過去の記事ですが…
フランス旅行記_0(概要編)
フランス旅行記_1(ニース編)
フランス旅行記_2(モナコ編)
フランス旅行記_3(エクス・アン・プロヴァンス/アルル/アビニョン編)
フランス旅行記_4(パリ編)
昨日は、"犬も喰わぬ"夫婦喧嘩で皆さんにご心配をおかけいたしました…。結局、二人で気晴らしをしてからは仲直り。昨晩の夕飯、そして先ほどのランチをカフェで楽しんで仲良くやっています(笑)。
#いやはやお恥ずかしい…
さて、昨日のことですが実家の母より電話がありました。私の家は10年以上前に父が亡くなり、その後再婚した母は新しく建てた家に移ったため、我々息子たちが育った家は長らく貸家となっていたのです。
基地の街にある私の実家は、米軍将校が借り手として使ってきたのですが、イラク戦争のあおりを受け、最近は借り手が見つからなかったんですね。
息子である私も弟も東京に住んでいて実家に戻る気配もなく、維持費ばかりかかるということで母は売りに出すことに決めたそうです。すると、すぐに買い手が見つかったとのこと。
"お前たちが育った家だから…、ホントにいいのですか?"という母ですが、両親の建てたものは両親のものだと思っているので、"遠慮はいらない、気遣いありがとう"と伝えました。
育った家。思い出はいっぱいあります。
でも、我々は我々で新しい足跡を残しに出ないといけないですから。
ちゃんと巣立たせてくれてありがとう。さようなら懐かしき我が家…。
奥さんと実家に一泊して帰宅。今回は、行きだけ電車にして現地でレンタカーを借り、乗り捨てで自宅まで帰ってくる方法をとりました。高速道路を使えばその方が実は早いことに気づいたので(笑)。
いい天気で助かりました。奥さんを某アウトレットモールに連れて行ったのですが、とにかく大喜び。私自身は欲しいものが皆目見当たらなかったのですが(苦笑)、満面の笑みの奥さんを見られればそれで満足。
#たぶん、また連れて行ってとせがまれるんでしょうけれども
自分が歩いてきた地元の道を奥さんと歩く、何となく感慨深いものがあります。学生の頃は、隣にいた彼女とそうなると思っていたものでしたが…(苦笑)。
潮風の匂いをかぐと、ホッとしますね。全く海の似合わない男ではありますが(笑)。
東京も、夕方から海風のような心地よい風が出てきました。夕飯は向こうで買ってきた刺身三昧。
今日は、ビールでもいただこうかな…。
Recent Comments