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2005.10.07

ワイアレス電源という世界

 ワイアレスは一度慣れるとやっぱり快適です。Macは特にそうですが、最近のパソコンは標準の構成だけでもある程度の無線化が図れるようになっていますよね。無線LANでLANケーブルから開放され、Bluetoothでキーボード・マウスもワイアレス。たかだかケーブル一本と思われるかもしれませんが、その一本がなくなることで得られるスッキリ感は想像以上です。

 ちなみに、USB自体や、FireWireの高速無線機器間接続も標準化に向けて策定が進んでいるだけでなく、無線で画面表示ができるプロジェクタも存在しているんですよ(笑)。




emp737
EPSON EMP-737
無線LANでプロジェクタと1:1接続
手元のマシンの画面をストリーミング表示という感じですね(EasyMP)
会社で使いましたが、レポートするのを放置してました…
Mac対応です(←超重要!)





 ただ、周辺機器との接続においてどんなにワイアレス化が進んでも、どうしても開放されることはないだろうと思っていたのが「電源ケーブル」。

しかし…

 技術そのものは存在していました!

ケーブルレスで複数機器に充電できるSplashpower(PC Watch)

(中略)

 そんな会場で、小粒ながらキラリと光って見えたのが、英Splashpowerの展示だ。同社は、電磁誘導を使って、ワイヤレスで充電するパラフラックス技術を開発している。この技術を使うと、携帯電話やデジタルカメラなどの携帯機器を、パッドの上に置くだけで充電することが可能になる。もう、いちいちケーブルを挿す必要はないし、充電用のケーブルを忘れたと嘆くこともなくなる。

 詳しくは、リンク先の元記事をお読みいただきたいのですが、要は最近流行の電磁調理器の原理に近いんだろうと(鉄などの磁性体を置くと発熱してしまうということですから)思います。「発熱」や「コスト」の問題を抱えてはいるものの、対応しているモジュールを内蔵していればプレートに置くだけで充電できるという技術はいろいろ想像力が広がりますね。

 携帯機器がどんどん進化する中で、バッテリーの重要性は高まっています。新しい技術に期待しています。

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