iTunesというポータル
既報ですが、読売新聞がPodcastによる音声ニュース配信を始めたことが話題となっています。
ニュース番組のポッドキャストにはライブドアニュースなどが既にありましたが、大手新聞社が行なうポッドキャストということで反響も大きいようですね。
私も早速登録しました。10/25分は約21分とボリュームのある内容。
#読売の社説は嫌いなので省いてほしいですけれども…(笑)
※10/26朝追記
配信記事内容を聴いていると、"消費税率引き上げ"、"定率減税廃止は当然"という社説、"諮問機関の女性天皇制容認"など、まるで政府広報紙(苦笑)。新聞社の配信なのにニュースになっていない。
Podcastを積極的に使うネットユーザのニーズに全く合っていない内容でダメですね…。
さて、登録サイトを見てハッとしたのが右上の部分

聴くためのソフトとして、はっきりとiTunesと書かれているんですね。単純に音声を聴くだけであればソフトはあまり関係ないのですが、ポッドキャスト対応ソフトとしてだけでなくプレーヤソフトとしてのiTunesの浸透力はやはり高いのでしょうか。
#もはや対抗馬はいないように思われます
CDやオンライン販売の曲といった「大衆に向けた音楽」だけでなく、インターネットラジオ・Podcastといった「個人に向けた放送」も内包し、先日ついに動画配信まで飲み込んだiTunes。
気がつけば、「生活の中で楽しむ」コンテンツの窓口としてここまで大きな存在となってきたんですね…。
Windows Media Playerも機能としてはそんなに劣るわけではないのですが、単なる「再生プレーヤ」以上のことまでは考えが及ばなかったということなのでしょうか。
そう考えてみると、iTunesそのものをハードウェアとして具現化したものが最強のコンテンツ再生機器ということになります。
iPodに欠けている最後のピース、それはやはり「通信」でしょうか。
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