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2005.10.23

Four-Letter-Word from Japan

 東京は本当に久しぶりの晴天です。窓の外にあふれる空の青さがなんだかとても気持ちいいですね。

 さて、Newsweek誌(2005/10/26版)を買いました。



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 先日のVideo iPodはNewsweekにとっても相当の関心事となったようで、2ページに渡って取り上げられています。音楽配信で圧倒的な成功を収めたAppleが動画配信にまで乗り出したことによって、この分野でも勝利を収める可能性が高いだろうと指摘。リモコンを備えた新iMac G5が、家庭向けエンターテイメント分野への最初の一手かもしれないとも。



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 個人的には、今回のiPodに関するMac・iPod関連コミュニティの方々の様々な考察に感心させらることとなりました。Newsweek誌よりも深い洞察と想像力に富んでいたかも(笑)。ただ、Newsweek誌の文面からも、今回のiPod発表から受ける将来の楽しみへの興奮が伝わってきます。気持ちは同じなんでしょうね(笑)。

 さて…

 実は同じ誌面には、とても対照的な記事が載っているんです。

 SONYのCEOであるハワード・ストリンガー氏に行なったインタビュー記事なんですが、インタビューを行なった記者の失望と怒りが伝わってくるんですよね。



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 まず、ソニーの現状を考えれば、先日発表された1万人規模のリストラや組織改革は驚きに値しないとした上で、その商品戦略に対して厳しい指摘を向けています。

ソニーは相変わらず、メモリースティックのようにマイナーな独自技術にこだわり、音楽・映画の著作権保護を重視している。このしがらみのせいで、ヒットしそうな素晴らしいエレクトロニクス商品でも、利便性が損なわれてほとんど無用の長物になっている。


 当たり前のことなんですが、これ、意外と日本のマスコミで語られることって少ないんですよ。

 そしてその後のストリンガー氏の発言に、どうやら記者さんかなりカチンと来たようなんです。そのまま引用することは避けますが、だいたい下記のような感じ。

 ソニーは映画・音楽コンテンツを消費者の利便性に叶う形で提供すれば、大きな支持を受けるはずだ。だがストリンガー氏はその真逆を行こうとしている。なんと正規の音楽配信(※iTMSのこと)の値上げを考えているのだ。

 Appleのジョブズが、一部のレコード会社のそういった姿勢を「貪欲すぎる」と批判したにもかかわらず、彼は「レコード会社の儲けなどより、iPodでAppleが設けている金額のほうが遥かに大きい」と主張する。実際にはAppleがiTMSで配信する1曲あたりの金額のほとんどはレコード会社に入っているにもかかわらずにだ。

 ウォークマンを作るソニーがiPodの売上の分け前を自分たちによこせとでも言うのだろうか。ちなみに、ストリンガー氏は(※情けないウォークマンの商品群で)iPodとの競争をあきらめていないそうだ。

 途中の※は私が入れた「注釈」ですが、記者さんの怒りや皮肉が伝わったでしょうか。

 え、私ですか?

 そりゃ、わざわざ赤字を入れているくらいですから、察してください(苦笑)。

 今や…

日本発の
Four-Letter-WordとなったSONY



 厳しすぎる指摘だと思うでしょうか…?

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Comments

こりゃまた痛烈な記事ですね。> Newsweek誌

音楽配信や、映像配信について、SONYの考えている事は、私も違うと思います。本来、コンテンツと製品とは全く別のものであり、ここを結びつけて商品戦略を立てている事自体、そもそもの間違いと言えるでしょう。そもそもイタモノ、ハコモノの時代では、完全に切り離されてた訳ですから。

付け加えて言うなら、1曲150円から200円と言うのは、まだまだ高い金額です。そして、アルバムをiTMSで買う事を考えると、レンタルの方が圧倒的に安いですし。この価格設定には、どう見ても「歪み」があり、日本の音楽産業自体の「嫌らしさ」が見え隠れしています。

確かに、強いコンテンツが製品の販売を後押しするというのは、iTMSでも実証されているとも言えますが、そもそも「コンテンツを欲しているのが誰なのか?」

そう考えてみると、私も「Four Letter Word」だと思えてます。

Posted by: Algernon | 2005.10.23 at 09:23 PM

>Algernon様
 日本ではなかなかここまで厳しい指摘を紙媒体では書いていないように思えますね。でも、個人的にはNewsweekくらいの論調が普通なのかもしれないなぁとも…。

 今週のAERAもご覧になってください。こちらもiPodの動画対応と楽天のTBS買収騒動を受けて3ページの特集です。

 まさか、自分がこういった表現をSONYに投げつけるとは思いませんでしたが…。

Posted by: Solid Inspiration | 2005.10.24 at 08:22 PM

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