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2005.10.01

南国リゾート旅行記 〜1(SINGAPORE 印象編)

 先日、「映画チラシ集めました」のみやりん様がエントリーにて


Solid Inspirationさん。押井守的電脳世界がなんといっても似合います。

とイメージする映画として「アバロン」をご紹介いただきました。
#ありがとうございました。光栄です(笑)



 実は、「攻殻機動隊」や「機動警察パトレイバー〜劇場版」といった作品を、高校時代からの親友に何度か見せてもらい、魅かれていたんです。

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 ああいった"人間"と"電脳"の近未来的な融合にはなんともいえない高揚感を覚えるんですよね。映画「マトリックス」の監督が影響を受けたのも分かる気がします。

 押井監督の作品によく登場する、一見無国籍に見える近未来都市には、高度な電脳システムとアジアンテイストの風景が光と陰のように交錯しているシーンが多いんです。昔、そういった映像に刺激されて曲を書いたことも…。


Tokiong
TOKIONG
from the album "Zetz" by Solid Inspiration(1997)
※このアートワークは前述の親友がわざわざ作ってくれたものなんです!




 TOKYOこそがこういった近未来都市になるものと信じて疑わなかった私でしたが、今回の旅行でSINGAPOREに少なからぬショックを受けました。





一番その世界に近づくのはSINGAPOREだ

Singapore Tower
金融街の高層ビル群



 なんとなくではありますが、そう直感せずにはいられませんでした。



 中国系、マレー系、インド系といった多民族(約424万人)を琵琶湖ほどの面積の島に抱えるSINGAPORE。それでいながら公用語として英語が定着し、製造業・商業・金融を中心とした経済国家。
参考:Wikipedia



 何よりも私の琴線に触れたのは「罰金大国」に象徴される管理国家。




Singapore Shirt
有名な罰金制度(シンガポール観光局を参照のこと)を逆手に取った
観光客向けTシャツ




 男性には18歳から2年間の徴兵があり、徴兵終了後も呼び出されたら指定された軍のキャンプに出向かなければなりません。間に合わなければ罰金や懲役の対象だとか。

 生活に関する部分はもっとシビア。年収である意味「ランク付け」されるようなもので、購入できるマンション(持ち家は超高価)も年収によって広さや間取りの制限があるそうです。今は少子化対策で奨励金(年間あたり第1子:10万S$、第2子:20万S$、第3子:30万S$ が6歳まで)まで出るそうですが、一人っ子政策をとっていたときは、低収入の世帯には出産を奨励しなかったという話も。


 その管理国家ぶりは国内・国外に対する危機管理能力にも活かされているようで、何かがあったときの初動体制には定評があります。人口増による水不足が懸念されると、即、街路にまで植樹を行い年間降水量を増やした実績を持つくらいですから…。




 ガイドの話を聞いていると思うんですよね。遠からずこの国は、国民にマイクロチップを埋め込むだろうなと(笑)。個人識別を手始めに、通信機能を追加し、完全に国内でのトレースができるように…。ひょっとすると、国土が狭いだけに、インターネットの仮想世界上に、普通に「植民」を行なう最初の国家になるかもしれません。最後はそういったノウハウすらも"輸出産業"にしてしまうかな?

 ま、こんなことを考えながら歩いている観光客は





私一人ですよね(苦笑)





 



 私には結構快適な国でした。ひょっとしたらもう既に埋め込まれてきて…(汗)


※普通の街歩き編は明日

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Comments

シンガポールの罰金は有名ですよね・・・

ある意味 後進国のほうが
「近未来都市」を作りやすいですよね。。。
近年に開発すれば そうゆう設定で計画されるでしょうし・・・

色々 その土地について 話を伺えば
私も Solid Inspirationさまのように
とてつもない考えをめぐらしなから
散策しているかも・・・

Posted by: 冬薔薇 | 2005.09.30 at 11:30 PM

初めまして。
いつも楽しく拝見させて頂いております。

そんな中実は、ほぼまったく同じ日程でシンガポール、ビンタン島、あとマレーシア(ジョホールバル)に行ってました!!

シンガポールの他民族的な感じは東京で暮らす自分にもかなりショックな事でした。僕の場合は友人がシンガポールに住んでいましたので、平日一人で街をぶらついたりしたのですが、今時の六本木ですら、あんないろんな人種が入り交じってる光景は無いなぁ・・・と思いました。

休日に行ったビンタン島では、何十年ぶりに凧揚げなんぞしてみました。

いつも見ているHPの制作者様が自分と同じバカンス・・・・
あまりの興奮に思わず、ネットを初めて10年書き込みした事の無い僕も思わずコメントをしてしまいました。


Posted by: tsutomu | 2005.10.01 at 12:08 AM

おかえりなさいませ。
TBありがとうございました。

管理社会いやや~。番号なんかで呼ぶな~(^_^)という、自由を愛する私ですが…
まあ、悪い事してないから、大丈夫だと思いますけど。(いや、由美かおる呼吸法DVDをこないだ借りたとかいう恥ずかしい情報が国家にチェックされていたら…というか、自分でばらしてるし(^_^))

ご旅行で大いに刺激を受けてらっしゃったようですね。
なんか私も海外行きたくなってきました。

Posted by: みやりん1966 | 2005.10.01 at 01:18 AM

ども、Solid師匠を押井ワールドに誘ったKK@KKです。
いやぁ、私も先月シンガプーラ(←一応気を使ってみる(笑))に
行って来たばかりですが、まったく同じ印象でしたね。

空港からリムジンタクシーに乗り、街中を抜け、
目的地であったSentosa島を目指す間、
目に飛び込んで来たのは…、

あの巨大なビル群や、東京24区と呼んでも遜色ないデパート群、
利用率世界一と言う港やよく事故が起きないなと
不思議になるほどの船、船、船、
そして周辺に積み上げられた信じられない量のコンテナや、
それを扱うための無機質なクレーンの林、
見ているだけでワクワクするようなスケールのケーブルカー、
しかもただ今モノレールまで建設中で、
Sentosa島ときたら島がまるまるアミューズメントパーク…、


……
………空いた口が塞がりませんでした(まじで)。

シンガプーラは私のいるマレーシアと同じく、
一応公用語をマレーシア語としていますが、
実際にはもはや英語が第一言語であり、
小学校、中学校などでも英語の成績が悪いと
進級させてもらえないとそのへんのおばちゃん(笑)が言ってました。
第二言語ですらマンダリンやハッカーですから、
はやくマレーシアと決別したくてしょうがないのかも(苦笑)。
実際、店先等で何度かマレー語で話しかけてみましたが、

“まったく通じませんでした”(爆)

「…お前、何人なんだよ…」
という冷たい視線を浴びまくったのは言うまでもありません…。

Posted by: KK@KK | 2005.10.01 at 03:13 AM

>冬薔薇様
この国の特徴として、為政者が「やる!」と決めたらあっという間に形になるところが挙げられます。体制的ではありますし、言論の自由の低さも指摘されますが、ビジョンがしっかりしているので、日本などよりもよっぽど先取的でしょうね(笑)。

>tsutomu様
お読みいただけて光栄です。ホントに奇遇ですね!でも、天気に恵まれたいいバカンスでしたよね。
日本が置いていかれているような、そんな危機感を感じました。外資に勤めている友人からは、「東京はもうビジネスとして見切りを付けられている」という話を聞いたことがありましたが、実感しましたね…。

>みやりん様
この前、ああいったかたちで映画を紹介していただいたことが刺激になりました。ありがとうございました。
海外に行くと東京の便利さにも気づかされますが、日本の停滞も感じます。もっとも、私も南の島で頭を空っぽにしてきたクチですが(笑)。

>KK@KK様
"師匠"だなんて…(笑)。僕はいつも後追いですよ!! 「東京24区」って上手い表現ですね。帰りの飛行機に乗って上空から眺めた風景も、海の上のバビロンといった感じで、サイバーチックでした。
英語、独特の訛りでしたが流暢でしたね。欧米人が安心して闊歩するのも当然でしょう。いやもう、本当に日本が置いていかれているのを感じましたよ…。

Posted by: Solid Inspiration | 2005.10.01 at 10:01 AM

埋め込まれるとしたら
どのあたりなんでしょう・・・?
気付かないうちに出来た
小さな傷とかありませんか?

Posted by: クレオ | 2005.10.01 at 07:48 PM

>クレオ様
そういえば、肩の辺りがずっと痛くて…(笑)。

先日見た科学の最先端の番組では、脳に電極を埋め込んで「カーソルよ右に動け!」と念じるとカーソルが動くようなところまで実験は進んでいるそうです。

ホントにマトリックスの世界みたいですね。

Posted by: Solid Inspiration | 2005.10.01 at 11:43 PM

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