ファストユーザスイッチって便利
自分の結婚式の際、披露宴の冒頭で流す二人のスライドショーをiMovieで作成したことがあります。おかげさまで好評だったらしく、奥さんのお友達の方の結婚式にそれを作ってもらえないかという依頼がありました。
写真をお借りしてせっせとスキャナで取り込み、iPhotoに登録しようとする段になって、はたと困ってしまいました。iPhotoにはこれまで撮りためてきたプライベートの写真が多数存在しています。そこに今回の素材として用いる写真を混在させてしまうのは、今後の処理を考えると何かと不便。
iPhotoのライブラリそのものを別管理するソフトもあるようなのですが、ここは手っ取り早く、別のアカウントを切り、そのアカウント内で作業することにしました。
今まで、MacOSXがマルチアカウントに対応していることは理解していつつも、私も奥さんもノートパソコンのユーザですから、1台につき1ユーザで済んでいたんですよね。別のアカウントを作成したのは初めてだったりします(笑)。
そこで、前バージョンの10.3から採用されたファストユーザスイッチを使用してみることにしました。これは、あるユーザがそのマシンで作業中でもログアウトすることなく別のアカウントに切り替えることができる機能です。WindowsXPにも同様の機能がありますが、MacOSX版の場合はその切替画面エフェクトが特殊なんです(笑)。画面全体が立方体としてグルッと回るんですよね。
詳細は、Appleのファストユーザスイッチ紹介ページでご覧ください。
その際、うっかりして普段のアカウントでiTunesで音楽を再生させたままにしてしまいました。しかも、AirMacExpressでコンポから音を出した状態です。
すると当たり前なのかもしれませんが、別のアカウントに切り替わっても先ほどのアカウントで聴いていたiTunesの再生は継続されたままなんですね!コンポから音楽を再生させながら、マシン本体のスピーカで切替後アカウントのiTunesで再生させている音楽を出すこともできます。
iTunesで再生できる曲は通常1曲だけですが、これを応用すれば、バックグラウンドのアカウントでインターネットラジオをストリーミング再生させながら、iTMSでいろいろな音楽をブラウズすることもできるんですね。ストリーミングを切らしたくないという方にはいいかもしれません。
今回作成したアカウントは、作業が一通り完了した後には削除します。複数の人が使用することを前提にしたマルチアカウントという機能ですが、一人でも使い道はあるんですね。
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Comments
私も未だ使った事がありませんが、なるほど、そういう使い方も出来るんですね。
じゃあ見られて困る画像(謎)は別アカウントにしてしまっておけば、、、いや、別に誰に見られるわけでもないんですけど・・・^^;(汗)
Posted by: ★TAK | 2005.09.05 05:55 PM
>★TAK様
いやはや、そういわれてみればそうですね(笑)!なるほど、盲点でした。あーんな写真やこーんな写真がiPhotoの豪華なスライドショーに…(謎)
「ムスカ君、君は英雄だ!」
Posted by: Solid Inspiration | 2005.09.05 09:20 PM