テレビのネットワーク視聴
先日、カノープスよりネットワークTVチューナ「DNT-888L」という機種が発表されました。
参考
メーカサイト
PC Watch記事
これは、本体が受信したTV映像をネットワーク内にストリーミング配信してくれるというものです。動画の形式はMPEG2形式。メーカ公式の動作環境はWindowsXPですが、非公式ながらVLCという動画再生フリーウェアを用いてMacOSXでも見られるという話があるようです。
また、本日SONYからも似たようなコンセプトである「ロケーションフリーベースステーションパック」が発表されました。
参考
メーカサイト
PC Watch記事
AV Watch記事
SONYは以前からエア・ボードという無線LANでテレビチューナ映像をストリーミングで飛ばして見ることのできる製品を発売しており、今回の製品はそれを発展させたものです。この製品での動画形式はMPEG4を使用するようですね。
テレビの本放送をネットワークに載せることには、何かと法律的な制限があります。どちらの製品も、アクセスできるPCは1台のみに限定し「不特定多数への配信」を避ける形で、実用化しているようですね。現状ではやむを得ないかもしれません。
ただ、テレビ放送のストリーミング化というのは、以前より私も強く願っている部分ですから、こういった製品が普及していってくれることを願います。もはや、テレビ番組もリアルタイムで地域どころか国境を越えても良い頃だと思います。
願わくばH.264など、より高圧縮な方法でストリーミングが行なわれ、WindowsでもMacでもどちらでも使える機器が出てほしいですね。いや、切実な願いですが(笑)。
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