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2005.08.01

たとえばiTMSのある風景

 ココログを始めて間もない頃に書いたエントリーに、"iTunes Music Storeを使ってみた"というのがあります。

 日本でも、もうすぐ始まるかもしれないという噂が日々高まっていますが、私は当時からどうしても早くiTunes Music Storeを使ってみたかったんですね。プリペイドカードを用いて試してみたところ、その簡便さと楽しさに早速ハマってしまいました。それ以来、もう空気のような存在です。

 先日、奥さんが週末の友達との飲み会で"珍しく"カラオケに行ったらしく、その時歌った曲のことについて熱く語りだしました。

 奥さんが音楽に目覚めたのは中学生の頃なんですが、同級生たちとは異なって、洋楽ばかり聴いていたとか。a-ha、Tears for Fears、Depeche Modeなどをカセットテープがすり切れるほど聴いていたそうです。

 久しぶりに当時の情熱がよみがえったらしく、私の前でもぜひ聴かせてあげたいと、まぁ半分"ジャイアン・リサイタル"のようなノリで迫られたので(笑)、のび太くんよろしくその手伝いをすることに…。

 そこで大活躍したのがiTunes Music Storeと海外の歌詞検索サイトである"LyricsKeeper.com"でした。iTunes Music Storeで曲を検索してダウンロード、歌詞を見つけてそれをプリントアウトしたら、もう奥さんのアクセルは全開!! リモコンをマイク代わりに、振り付けと表情たっぷりに何度も歌っていました(笑)。

 ひとしきり歌い終わると、また一生懸命iTunes Music Storeで曲を探しているんですよね。簡単に、アーティストのアルバムを一覧で見せてみたり、そのアーティストでどの曲が一番ダウンロードされているか、またそのアーティストから曲を買った人たちが他にどんなアーティストを好んでいるかというのを示してあげたところ、すごく感動していました。全く知らないアーティストの曲で気に入ったものに出会えたり、自分の好きな曲の別のアレンジを聴けたり…。そんなこんなで気がつくともう深夜。

 iTunes Music Storeが提供しているのって、ただ音楽をダウンロードするというだけのものではなくて、純粋に"音楽を楽しむ"というソリューションだと思うんです。その本質は音楽の"共有"なんですよ。"共有"っていう言葉を使うと、それこそ著作権団体が髪を振り乱して怒鳴り込んできそうですが、音楽って曲を中心に派生したそれぞれの人の思いを結ぶからこそ、多くの人に広まっていくものではないんですかね?

 音楽に対する対価と敬意がちゃんとクリエータに渡り、その曲を書いた人が誰かということがちゃんと保護されているその仕組み以上に、誰かが介入しなければならないモノってありますか?

 奥さんと楽しんだその時間は、間違いなく音楽とネットがもたらしてくれた幸せな空間なんです。きっと、奥さんは当時の思い出を頭に浮かべながらiPod miniを片手に明日からまた通勤のバスに乗るでしょう。

 私は、そんな日常が愛おしいんですよ。皆さんも、そう思いませんか?

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Comments

いいですね^^
値段を気にせずに楽しむ事が出来ればもっといい??^^;
でも、ある程度の制限の中で、選ぶ楽しみもまた、思い入れが大きくなってくるものなのでしょうね。
モノを買う時、どうしようか悩んでいる時間が、後に一番楽しかった、なんてこともありますしね^^

たった一曲をオンラインで買う、それに至るまでの自分の日常の風景、、、それも良い思い出になると思いますし、そう感じる事のできるSolid Inspirationさんもまたいいな、って思います。
いま、幸せいっぱいって感じが伝わってきます^^

Posted by: ★TAK | 2005.08.01 at 06:13 PM

>★TAK様
音楽はやっぱり楽しむものですよね。奥さんがご満悦の表情に浸っているのを見て、"あぁ、この瞬間を提供できてこそ進化だよなぁ"と心底思いました。

アップルストア渋谷がオープンしますが、それに合わせて来てくれるのでしょうか?

Posted by: Solid Inspiration | 2005.08.01 at 11:43 PM

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