MacOSX10.4(Tiger)レポート(5)
環境
・PowerBookG4 12" 1.5GHz(HD:100GB RAM:1GB)
・ハードディスクを初期化の後、新規インストール
ちょっと遅くなりましたが、iChatAV編です。試している環境が限られていますが、私が当初実験してみた限りでは、MacOSX10.3(Panther)のiChatAVとMacOSX10.4(Tiger)のiChatAVはビデオチャット可能でした。
#注:同一LAN内でBonjour(前Rendevouz)接続にて
iChatAV編
- 画質は向上しているのか
- 最大の関心事だと思います。結論から言えば、"そこそこ上がっているが、ものすごくという訳でもなさそう"です。私の個人的な印象ですが、主眼においているのが"これまでと同程度の画質をより低いビットレートで実現させる"ということに思えます。下記のキャプチャはTigerのiChatAVにおけるものですが、私の記憶ではこのレベルはPantherでは1000kbps前後だったような。それを考えたら6割くらいのビットレートで、しかもブロックノイズが小さくなっている(これは感じます)ことから、画質は向上していると言えるのかも。でも、もっと凄い画質も期待していたので…(苦笑)。
比較してみると、色が少し薄くなる以外は、流している側の映像とあまり大差ないですね。しかも20fpsでタイムラグもあまりないって、やっぱりスゴすぎ! - セキュリティ
- メンバー以外に自分のログインを知らせないことができるようになっていますね。これはありがたいです。
iChatAVはどうもクライアント側のスペックを見ているように思えるフシがあって、ホスト側の方が性能が高いときより、クライアントの性能が高い方がより高品質なビデオチャットが行われるようです。
また、今回試していたとき、50kbpsでのビデオチャットになったことがあるのですが、大きなブロックでもちゃんと動画として動いていたのには驚きました(笑)。
PantherのiChatAVの画質はこちらを参考にしてください。だいたいこれと同じくらいです。
ゴン川野のiSightSeeing第4回
The comments to this entry are closed.
Comments