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2004.12.07

あぁやっぱり…

 以前、書籍はどうなる?というエントリーで、私自身の生活から紙媒体が排除されつつある(だからといって活字離れをしているわけでもない)ということを書いたことがあります。

 実家の親からは、時々「新聞を取らないなんて!」と嘆かれたりもしますが(苦笑)、読み方のスタイルや考え方が大きく変わってきているということなんですよね。

 Wired Newsにこういった記事がありました。

若年層のネット移行で、紙媒体の新聞・雑誌が絶滅する?

 アメリカの若い世代における新聞・雑誌離れについての記事なのですが、私と全く同じ考えや意見が並んでいて、決して特殊な話ではないのかなぁと感じました。

 特に…

ワシントン・ポスト紙の印刷版はたとえ無料でも読まないと断言した時、同紙の幹部たちはどんな思いだっただろうか。参加者の挙げた主な理由はこうだ――家の中に古新聞がたまるのが嫌だから(冗談で書いているのではない)。

という部分には思わず苦笑いです。同じだもの(笑)。

 また、この部分は大変重要です

 若者の活字離れが進んでいるから、というのもまったく的外れだ。その反対に、若者の多くはむさぼるように読んでいる。だが、情報は無料であるべきだという信条の下で育ってきたために、ニュースにお金を払う理由を見いだせない。その代わり、ワシントン・ポスト紙のウェブサイトにアクセスするか、『Googleニュース』で文字通り何千、何万というソースから情報を選んでいる。『RSS』形式で配信される最新情報(RSSフィード)を携帯情報端末(PDA)で受け取る人もいれば、自分と同じ意見を持ったブロガーのサイトを訪れる人もいる。要するに、若者たちは情報収集という行為をカスタマイズしているわけで、それは1種類の紙の出版物だけでは絶対にできないことだ。それに、新聞紙を触って手が汚れる心配もない。

 「情報収集のカスタマイズ」という表現はうまいなぁと感心してしまいました。そうなんですよね。いろいろな媒体(今はマスコミだけではなく掲示板や個人のブログまでも含む)を用いて多面的に判断をしようと試みる(逆に自分にとって面白いと思えるものだけに絞り込む)時代になったのかもしれません。

 ただ、先日の大統領選挙を見る限りこういった人たちはまだ少数派であろうことは想像に難くありませんが…(笑)。

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Comments

>>ニュースにお金を払う理由を見いだせない。
新聞店の危機!
確かに一つの媒体に頼るというのは危険ですね。
つい気に入るとそれに固執してしまいがちな私であります。

でも読書は本で行いたいですね、ネットより。

Posted by: コングBA | 2004.12.08 at 05:39 PM

>コングBA様
 コングBA様のご実家が新聞の販売店ということもあって、このエントリーは少々迷いました…。

 「モノ」を介在しないで情報を遠くへ早く伝える手段は「狼煙」や「手旗信号」で既に見受けられています。ただ、伝達できる情報量が圧倒的に少なく、理解できる人も限られたため、「紙」という媒体を使った情報の伝播が長らく力を持っていたと考えています。
#紙には「記録」という大きな能力もあります

 インターネットによる情報は量と速度を兼ね備えていただけでしたが、Googleの登場により「記録」としての能力も持ち合わせました(特に高度に検索可能であることが大きいです)。これが「情報を入手する」手段として大きな地位を得ることは自然なことなのかもしれません。

 一方で「読書」という行為ものは情報の入手とは性格が異なります。言ってみれば創作品の鑑賞ですから、それに適した手段と作品の一部として「本」はあり続けるでしょう。

 ただ、読書が「鑑賞」ではなく「消費」に置き換わった時には「本」という手段に変わるモノが主流になってしまうのではないでしょうか。

 そんなことをつらつらと考えています(笑)。

Posted by: Solid Inspiration | 2004.12.08 at 06:21 PM

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