あ、これ読みたいなぁ
朝日新聞の記事を読んで、思わず懐かしい思いに駆られてしまいました…。
夜、大きな柱時計から出てきた2人の子どもが様々ないたずらをする「チックとタック」。つまみ食いしたスシのわさびに苦しむと、寝たふりをしていたおじさんが笑い、驚いて時計に逃げ込む――。光村図書出版の小学1年の教科書に65年度から登場した。千葉省三さんの作品で、挿絵は安野光雅さんの書き下ろし。だが、85年度を最後に見られなくなった。ほかに、教室の床穴に落としてしまった女の子の消しゴムをガキ大将が取りに行く「太郎こおろぎ」など、118作品をまとめた「光村ライブラリー」(全18巻)には、同社の教科書から消えた作品が、一部を除き、当時の構成のまま再現されている。
あぁ、「チックとタック」も「太郎こおろぎ」も読みましたねぇ…。漢字の書き取りを宿題でやっていた姿を思い出します(笑)。
小学校の国語の教科書で覚えている話は、他には
- 「やまなし」(宮沢賢治)
- 「クラムボンは かぷかぷ笑ったよ。」の一節が今でも不思議な響きですよね…
- 「てぶくろをかいに」(新美南吉)
- すごく可愛い絵が浮かぶ話ですよね
- 「白いぼうし」(あまんきみこ)
- 著者の方の名前が楽しかったのもありますが、よく覚えています
あ、キリがないです(笑)。
子供の頃、勉強したものって意外と残っているものなんですね。
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Comments
「白いぼうし」は確か、娘の教科書にもありました、3年だったかな?
「てぶくろをかいに」は、ハラハラした覚えがあります。
中学生の教科書から「森鴎外」や「芥川龍之介」が消えました。
時代という意味で、古典になってきたということでしょうけれど、今の文学が「辻○○」と聞いて、正直がっかりしたのは私だけでしょうか・・・
Posted by: コングBA | 2004.09.29 10:08 PM
>コングBA
子供たちに教えていた時、ずいぶん変わったなぁと思ったことを覚えています。それから5〜6年経って、また変わっていることでしょうね。
国語の「読解力」を教えるという観点からすれば、「説明文の読解(論理的文章の内容理解)」「文学的文章の読解(登場人物の心情理解)」が大きな柱ですので、時代や人間が変わっていく中で取り上げられる作品が変わっていくのも仕方がないかなぁとも思うのです。
ただ、当時我々が読んで感じたものを子供たちと共有できればなぁと思う気持ちも否定できず…(笑)。
読ませたい文章は、親の側からの提示も必要なのかもしれませんね。実家には、親が読んだ全集がいっぱい並んでいましたっけ…。
Posted by: Solid Inspiration | 2004.09.30 10:06 AM