書籍はどうなる?
活字離れが著しいと言われて久しいです。
※まとまった文章を読んだか否かとします
たしかに、我が家では新聞の定期購読をしていませんし、雑誌や書籍の購入も月1冊あるかないかです。
かといって、文字媒体を用いた情報摂取量が減ったとは自分では思えません。"読むこと"そのものに対する、欲求が低下したわけではないのです。
本や雑誌など「紙」を用いたメディアが面倒になってきてしまったというのが私の場合一番大きいです。
まず、新聞。
朝刊・夕刊を購読すると、折込のチラシも含めて相当量の紙が毎日自宅に届きます。これが、私にはストレスなんです。古新聞を袋に入れてまとめておいても、狭い部屋ではそれなりのスペースに…。見た目も汚いですしね。
これは書籍・雑誌についても同様です。お金を出して購入したのに、管理を考えると結局捨てて処分するしかない。古本屋が繁盛するわけです。売れれば幾ばくかは取り戻せた気になりますしね(笑)。
#近所にはないため、残念ながら利用したことはないのですが
そして、何より情報の陳腐化。何度も読み返したい書籍など数えるほどです。使い捨てで消費していくには、雑誌ならばまだしも、書籍は心理的抵抗を感じます。
そのため、電子書籍には以前から興味を持っています。実際、電子手帳(Palm)を使っていた頃は、青空文庫の書籍や、インターネット上の私小説をよく読んでいました。表示にも、そんなに不満は感じません。紙を使って読むのとは異なりますが、読む楽しみは十分に与えてくれていたと思います。
代表的な製品がソニーと松下電器から発売されています。
ソニー「LIBRIE」
松下電器「ΣBook」
また、紙のように使えるディスプレイの研究も進んでいます。
早く、実用的になってほしいですね。
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Comments
実家が朝日新聞の販売店なんです。
父を含め、本社の販売部は「無読層」の増加に頭を悩ませてます。
(悩む→悩ましい、なんて書くから新聞離れもするんだろうが!)
失礼、コホッ。
ネットで確認できるニュース、確かに便利ですもんね。
それこそチラシも溜まらないし。うちも二紙とってますから、古紙がすごいです。
でも新聞って宝庫ですよね、ネタの・・・
Posted by: コングBA | 2004.09.27 07:30 PM
>コングBA様
コメントありがとうございます。
新聞記事そのものはいいのですが、"紙"という媒体を使うことがどうも時代にそぐわなくなりつつあるのかなぁと感じています。
#そう感じるのはまだまだ少数派なのでしょうけれども…
紙面と全く同じ内容が読めて、しかも検索機能がついていて…というサービスにまではなかなか各社踏み込んでいません。
Webで見るようになってから同時に各紙で情報を比較しながら読めるようになり、重宝しています。同時に、音楽と新聞に関しては再販制度を撤廃する時代になったと思います。
ただ、災害時には紙面が強いんですよね…。
Posted by: Solid Inspiration | 2004.09.27 09:19 PM
なんか、さすがですね。
Solidさん。
Posted by: コングBA | 2004.09.27 10:39 PM