iPodに携わったビジョナリスト
iPod miniや第4世代iPodの発売時期で、このココログにもiPodの話題が多いですね。
iPodばかりが取りざたされていますが、私はiTunesが偉大なんだと思います。2001年の登場時点で既に今の形はできあがっていました。そこにiPodとiTunes Music Storeが加わることにより、シームレスな統合型ソリューションとして今に至っています。
自分の手持ちのCDを管理できる。
欲しくなった音楽を探してその場で購入できる。
自分の音楽ライブラリを外に持ち出して好きなように聴ける。
この明快なシステムがiPodのヒットを支えているのではないでしょうか。
iPodのライバルが続々登場、競争過熱化か という記事を見ますが、そのほとんどがiPod対他社プレーヤという単体のハードウェア対決の切り口でしかありません。
珍しく、今日の日刊工業新聞の1面にもiPod miniのカラフルな写真を載せた記事がありましたが、舶来品であるiPodに国産のSONY製プレーヤが巻き返しを挑む、そのことで盛り上がっているようにしか思えず…。
#ジジイの書いた記事だというのがバレバレ(笑)
iPodの誕生秘話という記事がありました。
それによると、音楽ダウンロードサービス志向のビジョンを持っていたポータルプレーヤー社のトニー・ファデルと、プレーヤのデザインやインターフェースのビジョンを持っていたAppleのスティーブ・ジョブズが今のiPodを生んだようですね。
さて、件のSONYなんですが
iTunes Music Storeと日本の音楽配信の今後
「HDDウォークマンは半年、1年でiPodを追い抜く」——ソニー・安藤社長
まず家に帰って自社製品を一通り触ってみたほうが…(汗)。
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